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あたしに文字が書けるかぎり

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メスシリンダー花子
メスシリンダー花子




ある女の感情の吐き出し場。

メスシリンダーのメモリで

人生を測るようにして

生きる女。


だから

メスシリンダー・花子




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2009.06.02 Tue

やみくもに抗って否定し続けても
私という存在は、あやふやなままそこに存在していた。

しっかり、この手を握り締めていないと
私は本当に「あやふや」に消滅してしまいそうだと思った。


さよなら間際の帰り道
隣には誰も居ない
惰性で愛した人が居た
でも結婚する勇気が無かった
私という人生を
誰にも引き渡したくなど無かった。

二人で居るとき大きく見えた世界が
二人で無くなったとたん、さらに大きく見えた
いくぶんか、自由になったのに
時間が流れ、いくぶんか、世界が狭くなった事に気付く

何かを想い
ここまできたけれど
大切なものは何一つ失わなかった
気付けば私の望むものだけが
私の手の中に会った
せわしない、日常だけが
ころがりおちる不安定なしずくのように
いつか地面に落ちてくずれてしまうその形を
いまは綺麗に
なでて大切にしまっているだけ。

愛も
平和も
手に入れては握りつぶし
大切にしては放り投げて
どのように扱っても壊れない
普遍的なものを求めていたけれど
そんなものは望んでいない事を知った
刹那的な、
または一時的な
不安定で壊れやすい、すりぬけては通り抜ける
そんなものを愛してきたのだ

私を愛してくれる確証や保証などないくせに

ただ私が愛し続けただけ
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