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あたしに文字が書けるかぎり

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メスシリンダー花子
メスシリンダー花子




ある女の感情の吐き出し場。

メスシリンダーのメモリで

人生を測るようにして

生きる女。


だから

メスシリンダー・花子




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2008.03.19 Wed

私の生きる指針 [しあわせな毎日]
私の中には
いつも
混沌とした感情がうずまいていて
そういった事は
歳をとると薄まるのだと
自然に感じていた

早く終わって欲しい

ずっとそう思っていた
いまでもそうだ
年を取っても、鬱々とした私の中は
あまり変わらなかった


私は20歳まで生きないんだと
思っていた

いつの間にか22歳になっていた

漠然と、三十代を考えるけれど
四十歳になる前に
めんどくさくなってやめそうだとおもった。

どんなに満たされても
奥底で鬱々としている

早く終わって欲しい




でもあしたしは

今日も明日の会議のレポートを作っている
人にけなされるたび
こんな人生
はやく終わって欲しい
はやく死にたい
と冷静に思う

でも今日も

明日の会議のレポートを作っている

昨日もずっと
家に帰っても仕事をしていた

煙草を吸いながら

たまに
「ああもういや」
とつぶやき
PCの画面を見つめて
キーを打つ私を


斜め後ろから

彼が見ている。

しばらくして
食器をかたして

洗濯物を取り込む音がする


石けんの香り

さっき私が注いだお風呂のお湯が
湧いたにおいがする

洗濯物をたたむ音

彼が私のぐだぐだノセーターに
几帳面に
折り目を付けているのを

PCに反射した映像でみた


私はこの旅を

何度も終わろうと思った


もう、たくさんだ

幾度も幾度もそう思った


そのたびに

もう一日だけ

もう一日だけ歩こうとしてきた


早く終わって欲しいと思いながら


今日も明日へと一歩歩く





洗濯物の香り


お風呂の香り



わたしをとりまく、

憂鬱なすべてのもの



いつか

私の総てとなって


そして
いっしょにきえてほしい



すべてのものよ
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